遺伝子解析装置 i-densy IS-5320 遺伝子検査の未来形 前処理・増幅・検出がこの一台で

i-densy Pack UNIVERSAL

i-densy Pack UNIVERSAL とは?

前処理・増幅試薬のみのパックです。

お客様の測定したい項目によって、所定の濃度に調製したプライマーおよびプローブを分注するだけで、i-densyで任意の項目の測定が可能となります。

【 応用例 】

KRAS遺伝子のcodon 12/13の変異を検出するために、図1のように正常配列(野生型)に100%相補的なプローブを設計しました。

図1

i-densy Pack UNIVERSALにプライマーと上記プローブを分注して、野生型のKRAS遺伝子とcodon 12/13に変異配列を持つ人工核酸(プラスミド)を鋳型として、i-densyにより測定した結果は図2のようになります。

図2

KRAS遺伝子が野生型の場合、Tm値が高い温度でピークが確認されます。
一方でKRAS遺伝子のcodon12/13の配列が変異していた場合はミスマッチとなりTm値が低くなるため、野生型に比べて低い温度に検出ピークが確認されます。